扶桑薬品工業は、さまざまな技術の革新が著しいこの製薬業界において、人的資本への投資は重要な経営課題であると認識しています。そこで人材の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針を以下の通り定め、人的資本の拡充に取り組んでいます。

人材育成方針

業務に必要なスキル習得の研修はもとより、自己研鑽のための研修にも力を入れています。また、入社4年目研修や次世代リーダー研修など、各部門・年次・職位・職能で求められる能力の習得を目的とした研修も実施しています。

当社の競争優位の源泉である透析剤については、5号シリーズまで開発が終了しており、新たな価値を付加した透析剤の開発を見据え、また、透析関連製品のラインナップをより拡充するためにも、この分野におけるパイオニアとして、医学専門家を招いて技術指導をしていただくことで、より付加価値の高い製品の開発に向け尽力するなど、各領域の専門知識の習得にも力を入れています。

今後はこれらの研修を従業員個々のキャリアプランに計画的・体系的に組み込み、リスキリングの機会提供も含め、従業員のキャリアビジョン実現と企業価値向上を両輪で回し、継続的に人材の育成に取り組みます。

社内環境整備方針

2023年4月より新人事制度を導入し、従業員が自身でキャリアプランを描けるようジョブローテーションも取り入れたキャリアパスを設定しています。経営人材へのステップアップもイメージに入れることでモチベーションの維持・向上を図るとともに、明確な評価項目・評価基準を設定し、報酬との連動に透明性を持たせることで自己実現とやりがいにつなげます。当社の経営理念の達成に向けた方向性を一つにすることが、企業価値向上の礎になるものと考えています。また、多様な人材、優秀な人材を確保するため、近年は積極的にキャリア採用を行っています。

そのうえで、従業員のエンゲージメントを高めるため、社内コミュニケーションの活性化を目的として社内報アプリを新たに導入するとともに、働きやすい職場づくりのための福利厚生の充実に向けた取り組みを進めております。

また、当社はサステナブルな社会の実現に向けて、不妊治療・生殖補助医療(ART)分野にも注力していることから、子を望む従業員や子を育てる従業員への手厚いサポートは、当社が率先して行うべきことであると認識しています。

加えて、健康経営への投資やダイバーシティマネジメントの推進なども検討しており、今後、サステナビリティ委員会の主導でこれらの取り組みを強力に推進していきます。

指標と目標

当社では、上記の方針において記載した内容について、以下の項目を指標として取り組みを実行していきます。
各指標の目標については、サステナビリティ委員会において検討し、策定します。

  • 管理職に占める女性従業員の割合(2023年度 5.65%)
  • キャリア採用比率
  • 従業員エンゲージメントスコア
  • 男性従業員の育児休業取得率
キャリア採用比率(~2024年3月)
男性従業員の育休取得率(~2024年3月)