扶桑薬品工業の
細胞構築受託サービス

タンパク質大量発現細胞の構築について

  • 目的タンパク質のcDNAを高発現ベクターに導入し、哺乳動物を宿主とする系(例えばCHO DG44細胞株)で発現させることで、他社の発現系に比べて7倍以上の産生量を持つ高産生の細胞株(セルプール)が得られています(図1)。
  • 当社では、これまでに抗体・サイトカインなど、さまざまなタンパク質大量発現細胞株の構築を行ってきました。
  • 高産生かつ継代安定的な細胞株を取得することができます(図2,図3)。

図1:初期細胞株(セルプール)の比較

図1:初期細胞株(セルプール)の比較
同じターゲット(抗体分子)をA社発現系と扶桑発現系の両方で発現させ、取得したセルプールの産生量を比較しました。
A社発現系で得られたセルプールを1としたときの扶桑発現系で得られたセルプールの比率を示します。

図2:取得したクローンの安定性

図2:取得したクローンの安定性

図3:TOPクローンのフェッドパッチ培養における発現比率

図3:TOPクローンのフェッドパッチ培養における発現比率

扶桑薬品工業の受託サービスの特徴

1. CHO細胞を用いた恒常的発現細胞の
構築サービス

  • 宿主細胞はThermo Fisher Scientific K.K.のcGMP細胞を使用します。
  • お客様から依頼されたタンパク質のアミノ酸配列を独自のベクターに導入します。

2. 高発現細胞の取得から培養条件検討、発現タンパク質の精製検討、培養・精製スケールアップ検討を一貫して実施可能

  • 培養条件の検討(フラスコ、Ambr® 15等)
  • 培養スケールアップ検討(Ambr® 15、Wave、Jar等)
  • 精製検討(カラムスクリーニング等)
  • 精製スケールアップ検討(ÄKTATM avant)

3. CMO/CDMOとの連携

  • CMO/CDMO(医薬品製造/製造開発受託機関)と連携してスケーラビリティのある培養系・精製系を構築可能です。

精製・分析に関して

  • 抗体 (IgG) の精製は、ProteinAアフィニティクロマト、各イオン交換クロマトを組合わせた 3 工程にて実施します。
  • その他のタンパク質についても、各種クロマトにて精製が可能です。
  • 精製方法が確立されていないタンパク質については、精製方法の検討 (精製カラムのスクリーニング~精製工程の確立) も実施可能です。タンパク質の分析は、HPLC や電気泳動等にて実施し、その分析データを添付します。

細胞構築の流れと実施内容

細胞構築の流れと実施内容 細胞構築の流れと実施内容

※検出系はお客様からご提供頂いた上で、当社で実施します。

納品物・受託作業に関して

【納品物】

  • 培養上清、精製物
  • 試験報告書
  • 発現ベクター
    (要相談。別途ライセンス費用が発生。)
  • 細胞株
    (要相談。別途ライセンス費用が発生。)

【受託作業内容】

  • ベクター構築・プールスクリーニング
  1. ①ベクター構築(外注)(6週間)
  2. ②プールスクリーニング(6-7週間)
  3. ③生産性試験(3週間)
  • クローン化・RCB選定
  1. ①クローン化(5-6週間)
  2. ②生産性試験(3週間)
  3. ③RCBストック作製(1週間)
  • 継代安定性試験・MCB候補選定
  1. ①継代安定性試験(8週間)
  2. ②生産性試験(3週間)
  3. ③MCBストック作製(2週間)
  • 培養・精製スケールアップ検討
  1. ①培養スケールアップ検討(要相談)
  2. ②精製スケールアップ検討(要相談)
  3. ③技術移管(要相談)

納品/価格

詳細は、下記のお問い合わせ先に
お願い致します。

受託契約までの流れ

本受託サービスについてのお問合わせ

扶桑薬品工業株式会社 研究開発センター 創薬研究部バイオ医薬研究課

〒536-8523 大阪市城東区森之宮二丁目3番30号
E-mail : cellhandle@fuso-pharm.co.jp
Fax : 06-6964-2706