経営戦略 中期経営方針「FUSOビジョン2030 Next Stage」(2025~2030年度)

当社は、2030年度に向けた中期経営方針として、「FUSOビジョン2030 Next Stage」を策定いたしました。

FUSOビジョン2030

徹底した品質管理と持続的な安定供給を行う基礎的医薬品メーカーとして、そして腎臓・泌尿器領域におけるアンメットメディカルニーズに対応するスペシャリティファーマとして、医療を通じて社会を支える、なくてはならない企業となる。

基本方針

目指す姿の実現のため、6つの基本方針に基づき諸施策を推進します。

研究・開発

透析剤の更なる開発、および腎臓・泌尿器領域と不妊治療関連分野において、アンメットメディカルニーズに応える革新的新薬・製品を創製し、患者さんのQOL向上に貢献する。

生産

品質管理と安定供給体制の強化、生産効率の向上を目指した、生産拠点の再編と設備増強を行う。

販売・マーケティング

「長年の経験による強みを活かし、透析および腎臓・泌尿器領域における当社のプレゼンスを確固たるものにする。

経営管理体制

新基幹システム導入を核とした全社的なDXを加速させ、経営における意思決定の迅速化および業務効率と競争力を向上させる。

人的資本

将来の成長を支える人材の採用と育成を強化し、従業員エンゲージメントを向上させるための施策を積極的に展開する。

サステナビリティ

誰もが暮らしやすい社会の実現に向け、マテリアリティ解決に向けた各アクションを進める。

2030年度の経営目標

2030年度の売上高700億円超、ROE8%超を目標としています。

売上高ROE
(自己資本利益率)
700億円超8.0%超
売上高
ROE

経営目標達成のための「4つのKPI」

透析剤のシェア拡大

市場での存在感を高めていくことにより、患者数ベースで透析剤シェアを、5ポイント増の55%に拡大。

透析剤採用施設の拡大

全透析施設における当社透析剤採用施設の割合を、5ポイント増の75%に拡大。

ART(生殖補助医療)採用施設率の拡大

全ART施設における当社製品採用施設の割合を、20ポイント増の70%に拡大。

基礎的医薬品売上内比率の拡大

医療用医薬品の売上高における基礎的医薬品が 占める割合を、31ポイント増の75%に拡大。

透析剤シェア(患者数)
透析剤採用施設率
ART採用施設率
基礎的医薬品売上内比率

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

収益性と資本効率の向上

基本方針を着実に実行し、利益率の改善と効率的な資産活用を進めることで、資本コストを上回る資本収益性を実現し、持続的な企業価値向上を図り、中長期的にPBR1倍超を目指します。

収益性と資本効率の向上で企業価値を高める

キャピタルアロケーション

営業キャッシュ・フロー等を原資に、本方針期間において、以下の通り成長投資と株主還元を予定しています。
成長投資では、より強固な安定供給体制の確立と生産効率向上を目指し、岡山工場敷地内における第2製剤棟建設を起点とした拠点集約・効率化に優先的に投資してまいります。

株主還元方針

内部留保の充実を維持しつつ継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、本計画期間においては下記の通り株主還元目標を定めています。

配当方針

DOE(株主資本配当率)2.0%を下限とし、安定供給体制のさらなる強化に向けた投資や成長分野への投資と、株主還元のバランスを考慮しつつ、2030年度までの累進配当を目標とします。

自己株式取得

上記配当に加え、キャッシュ・フローの動向等を踏まえ、10億円規模の機動的な自己株式取得も検討します。


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