ポリスチレンスルホン酸Ca「フソー」原末はカルシウム型の陽イオン交換樹脂、ポリスチレンスルホン酸Na「フソー」原末はナトリウム型の陽イオン交換樹脂です。
体内でのカリウム吸着能に違いはありません。

ポリスチレンスルホン酸Na「フソー」原末　インタビューフォーム：Ⅵ

ポリスチレンスルホン酸ナトリウムは 9.4～11.0％のナトリウムを含み、in vitroで1gあたり110～135mg（2.81～3.45mEq）のカリウムと交換します。

ポリスチレンスルホン酸Ca「フソー」原末　インタビューフォーム：Ⅵ

ポリスチレンスルホン酸カルシウムを乾燥したものは 7.0～9.0%のカルシウムを含み、またその1g は試験管内（KCl 溶液）において、53～71 mg（1.36～1.82 mEq）のカリウムと交換します。

ポリスチレンスルホン酸Ca「フソー」原末は高ナトリウム血症、高血圧、心不全の患者に、ポリスチレンスルホン酸Na「フソー」原末は高カルシウム血症の患者に使用されます。